2022年3月にPlay to Earnプロジェクト「The Sandbox」のアルファ版シーズン2が開催されました。
PCがあれば誰でも無料プレイできるということで、初心者のわたしも奮闘してきましたよー!
今回のPlay to Earnは、クエストクリアで「獲得できる抽選券で当選するか」「レベル5達成」により報酬がもらえる仕組みとなっております。気になる報酬はなんと暗号資産SANDでした!が、日本在住者についてはSANDの代わりに日本限定NFTが配布されています。
じつは初めて手にしたNFT。どれぐらいの価値があるのかなぁ~??
世界最大級のNFTマーケットプレイスOpenSeaで価格をウォッチしつつ、プチ資産としての将来性について考察してみました。
The Sandbox (ザ・サンドボックス)とは??
『The Sandbox(ザ・サンドボックス)』 は、Play to Earnプロジェクトの1つです。
本格始動はまだですが、2022年3月にはアルファ版シーズン2が開催され、クエストの達成報酬として 暗号資産SAND や 日本限定NFT が配布されました。
(超素人でもゲームで稼げるというのは、ただただ驚くばかりです)
もし今回のイベントを見逃してしまった~!!という方は、アルファ版シーズン3を待ちましょう。公式サイトにはまもなく開催とありますが、時期は公表されていません。Twitterの日本向け公式アカウント をフォローしておくと、いち早く情報GETできるかもしれませんね。
そのときは、↓こちらの記事↓を参考にしていただけると喜びます!
The Sandbox日本限定NFT アマテラスとツクヨミ
今回、配布された日本限定NFTがこちら。
シーズン2開始当初はアマテラス1体のみ配布が予定されていましたが、配布が遅れたことからサプライズとしてツクヨミも配布されました。
発行数・希少性
発行数は、アマテラス・ツクヨミともに1,020点。
希少性は、5段階評価の上から3番目「レア」に入っています。
希少性 (CATALYST) | 出品数 (※2022/5/28時点、The Sandbox公式サイトより) |
レジェンダリー (Legendary) | 1,498 |
エピック (Epic) | 4,479 |
レア (Rare) | 14,364 |
コモン (Common) | 27,920 |
なし (None) | 24,930 |
参考:The SandboxのGEMs & CATALYSTsについて
アルファ版シーズン2の参加者は、世界で約32.5万人とのことなので所有率は全体の0.3%。つまり1,000人に3人が保有していることになるわけですね。日本限定かつ取得ハードル高めでしたから、個人的には保有率高いなぁという印象。いかに日本からの参加者が多かったのか窺えますね。
さて、次章からはOpenSeaでの販売状況をウォッチしてみましょう~!
アマテラス (Amaterasu – AS2D-01) の販売状況
アマテラスは、シーズン2開始当初から配布が予定されていたNFT。
2022年5月13日に配布され、5月28日に確認した時点での販売状況は次の通りです。
価格【MIN】 | 0.049 ETH |
価格【MAX】 | 0.999 ETH |
お気に入り登録数 | 73 (Most Favorited 上位11%) |
閲覧数 | 2,337 (Most Veiwed 上位6%) |
着目すべきは、お気に入り登録数と閲覧数ですね。新参者にもかかわらず数多のなかで上位に食い込んでいます!!これは人気度がうかがえます。
アマテラスは、早くも5点の売買が成立していました。配布直後は話題性もあり売れる可能性が高いので、今のうちにという動きでしょうか?
すでに値下がりが見られますが、わたしは将来期待していたりです (理由は次章でまとめて)。
注)「Most Favorited」「Most Veiwed」はThe Sandbox ASSETSシリーズ 2,910点中のパーセンテージです。
ツクヨミ (Tsukuyomi – AS2D-02) の販売状況
アマテラスは、サプライズで配布されたNFT。
2022年5月13日に配布され、5月28日に確認した時点での販売状況は次の通りです。
価格【MIN】 | 0.019 ETH |
価格【MAX】 | 1.000 ETH |
お気に入り登録数 | 62 (Most Favorited 上位12%) |
閲覧数 | 1,545 (Most Veiwed 上位9%) |
なんと、ツクヨミもお気に入り登録数&閲覧数は上位に!!数字はアマテラスに及ばないものの大健闘しています。
ツクヨミはすでに7点の売買が成立。アマテラスより早いペースです。理由は、①実はアマテラスより需要ある、②最低価格がアマテラスの半値なので購入しやすい、③値下がりが早いので駆け込みで売る方が多い、など考えられますが、実際のところはどうなのでしょうか??
値動きだけみると悲愴感がありますが、復活するんじゃないかなぁ?と期待しています (こちらも理由は次章で)。
注)「Most Favorited」「Most Veiwed」はThe Sandbox ASSETSシリーズ 2,910点中のパーセンテージです。
日本限定NFT 価値はこれからどうなる?将来性を考察 (※個人所感です)
わたしは、ポテンシャルに期待しています。
ただし、懸念点がないわけではありません。後ほどそちらも列挙します。
期待要素 5つ
- The Sandboxが本格始動すれば、購買動機UP↑
- The Sandboxが本格始動すれば、ユーザー増↑
- モバイル版が登場すれば、さらにユーザー増↑
- コレクター欲をくすぐる2つの要素 (希少性&外見)
- 実際に人気
1. The Sandboxが本格始動すれば、購買動機UP↑
上のグラフはOpenSea から引用してきました。2022年3月~5月におけるThe Sandbox ASSETSのNFT取引量や価格推移を表しています。
これを見ると、アルファ版シーズン2が開催された2022年3月は高い数値を記録しています。一方で、シーズン2が終了した4月以降は一転下火。
開催しているか否かが、購買動機を左右する要因の1つといえそうです。となればThe Sandboxが本格始動すれば、NFTニーズも高まるのでは?そんな予想をしています。
2. The Sandboxが本格始動すれば、ユーザー増↑
現在は試用期間中のため不定期開催ですが、本格始動できるようになればユーザーも増えそうですよね?
ユーザーが増えれば潜在的な買い手が増えるわけですから、価値は上がるほう↑に向かいそう。ただThe Sandboxは誰でも無料で始められるので、NFTを購入しない層も集まりやすいでしょう (わたしも今はそちら側です)。需要が比例しないのは念頭に置いておきたいところです。
3. モバイル版が登場すれば、さらにユーザー増↑
現在はPC版のみの展開ですが、モバイル版も開発中のようです。
今のご時世、PCよりモバイルユーザーの方が多いですから、モバイル版の登場によりユーザーは一気に増えるのでは?と期待しています。ただ、こちらもNFT購買層が増えるかという点が気になります。
4. コレクター欲をくすぐる2つの要素 (希少性&外見)
希少性については5段階中の上から3番目「レア」。これだけだと少し決定打に欠けます。
しかし、NFTの価値はコレクションしたいか?で左右されるところがありますよね?
今回のアマテラス・ツクヨミは「日本限定」。NFTが盛んなのは海外です。となると熱視線・・・期待できるんじゃないでしょうか?また飛行モードにトランスフォームできますし、精巧な見た目もカッコいい!!個人的には同じレアクラスのものよりは欲しい方が多いのでは?と想像しています。
5. 実際に人気
OpenSeaの取引状況をみていただいた通り、両NFTとも人気ぶりはThe Sandbox ASSETのなかで上位10%ほどに食い込んでいます。
2,910点もある中で、これはすごい数字じゃないでしょうか??
さきほど「コレクションしたい感じがする」と申しましたが、それを裏付けるものといえそうです。
不安要素 4つ
- The SandboxのNFTは市場規模TOPクラス!ただ勢いは陰り気味
- ほかのNFTに埋もれてしまう
- 一点ものではない
- The Sandbox以外のゲームの存在
1. The SandboxのNFTランキングはTOPクラス!ただ勢いは陰り気味
OpenSeaの集計(全期間)によれば、NFTランキングでThe Sandboxは「All Category部門」で第9位、「Virtual Worlds部門」で第2位 (第1位はDecentraland) 。上位であるものの、勢いは陰り気味です。
原因はやはりシーズン2が終了し、ほとんど遊べなくなったからでしょう。これによりボチボチとユーザー離れも。
シンプルにゲームとして楽しかった!またしたい!という声は多いですから、熱が冷めきってしまう前にシーズン3が開催されて欲しいですね (待ってます!)
2. ほかのNFTに埋もれてしまう
The Sandbox ASSETSの出品数は2022年5月28時点で2,910点と多く、今後増えるのも確実でしょう。果たしてこの中で光り続けられるのか?
もちろんThe Sandbox以外のNFTも競合ですよね。
今は配布から少ししか経っていませんから話題性もありますが、このまま人気を維持できるかが鍵ですね。
3. 一点ものではない
アマテラス・ツクヨミは、世界に1,020点存在します。
『自分だけの』
こうした特別感を味わいたいニーズには応えられないわけです。
一方でThe SandboxのNFTには1つだけ発行されているものが多数存在。不利ポイントは+1です。
4. The Sandbox以外のゲームの存在
The Sandbox以外にもPlay to Earnゲームは続々登場中。先行者優位なところはありますが、それでもユーザーの獲得争いは避けられませんよね。
ゲーム自体が淘汰される・・・。こうしたシナリオも想定しておかないとかぁと思ったりです。
売るか?売らないか?
わたしは「まだ持っておく派」です。
なぜならシンプルに好きだーー!!からです。精巧なデザインもですが。日本人じゃないと貰えない特別感もありますし、がんばって手に入れた初めてのNFTですから思い入れが。そしてもちろん、プチ資産としてポテンシャルに期待しているところもあります。
なのでしばらくは様子見。・・・ですが!
仮に売るとするなら、わたしは「アルファ版シーズン3の後期」か「本格始動して暫くごろ」を狙うかもしれません。シーズン2と同じように動くのであれば、需要が伸びる頃合いでは?という分析です。
さて、妄想は以上になりますが、みなさんはどうお考えですか?? (ご意見きいてみたい)
今後も価格動向を見守りつつ、The Sandboxのこれからを楽しみにしたいと思います!
ではまた!